「石くれ」と「礫・れき」と「砂利」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「石くれ」は、小さい石です。

英語では「a stone」で表されます。

「丸く平らな小石は水面をかすめるのに最適だ」は「Round, flat stones are the best for skimming across water. 」です。

「礫・れき」は、砂よりも大きな岩石片です。

英語では「a stone」で表されます。

<礫の漢字>
字義は「こいし」「いしころ」です。

解字では、「石+楽」で構成されます。

「楽」の部分は「どんぐり」の象形です。

これらにより「石のつぶつぶ」を表し「小石」を意味します。

「砂利」は、小石に砂の混じったものです。

英語では「gravel」で表されます。

「道路に砂利を敷く」は「gravel a road」です。

「砂利トラック」は「a dump truck loaded with gravel」です。

「石くれ」の意味

「石くれ」は、小さい石です。

石のかけらです。

「いしころ」と同じ意味です。

古い言い方です。

「くれ」は「塊・かたまり」という意味です。

以下のように使います。

道端の石くれ

stone
原義は「石」です。

名詞では、「石」「石ころ」「宝石」「墓石」「マイル標石」「種・核」「結石」「14ポンド」「組付け石」という意味です
「彼は池に石を投げた」は「He threw a stone into the pond. 」です。

「礫・れき」の意味

「礫・れき」は、小さい石です。

「小石」「つぶて」と同じ意味です。

砂よりも大きな岩石片です。

一般的に直径2mm以上のものを指します。

大きさによって、細礫(2~4mm)・中礫(4~64mm)・大礫(64~256mm)・巨礫(256mm以上)などに分けられます。

以下のように使います。

礫まじりの土 礫岩

stone
動詞では「石を投げる」「果物から種を取る」「石を敷く」という意味です
「石を投げられて死ぬ」は「be stoned to death」です。

「砂利」の意味

「砂利」は、以下のような意味です。

①小石です。

小石に砂の混じったものです。

②劇場などで見物の子供をいいます。

転じて、子供の俗称です。

土木工学では、5mm以上の大きさの礫が85%以上まじる礫の集団を指します。

コンクリートの粗骨材、道路舗装などに用います。

以下のように使います。

道路に砂利を敷く 砂利たれ 砂利場
砂利道 玉砂利

「石くれ」は 小さい石、「礫・れき」は 砂よりも大きな岩石片、「砂利」は 小石に砂の混じったものです。

「石くれ」と「礫・れき」と「砂利」は、類語です。

「つぶて」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「岩より小さく砂よりも大きい鉱物のかたまり」です。

「小石」「石ころ」「石くれ」「礫・れき」「砂利」は、「石」の小さいものを指します。

「小石」「石ころ」「石くれ」「礫・れき」は、一個の場合にも使います。

「砂利」は、「小石」の集合したものをいいます。

「石ころ」は口語的です。

「石くれ」は文語的な表現です。

二語とも「石塊」とも書きます。

「礫・れき」は、多くの場合、他の語と複合して使います。

「砂利」は、粒の大きなものを「玉砂利」といいます。

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