銘菓は「特別な名称がつけられた由緒あるお菓子のこと」。
要するに、そのお菓子自体の知名度が高く、ブランドと言えるようなものに対して使っていく言葉になります。
菓子折りは「お菓子における外箱のこと」。
ただ、実際はお菓子そのものを指して使われています。
何らかの挨拶や謝罪の際に一緒に持参することが多いと言えます。
「銘菓」の意味
銘菓とは、特別な名称がつけられた由緒あるお菓子のことです。
お菓子ではあるものの、全国的に有名であったり、高級品とされているものなどが該当します。
したがって、それなりに多くが知っているものに対して使われる表現になるのです。
でも、何が銘菓に該当するかの判断は主観的な面も少なからずあるのではないかと思われます。
「菓子折り」の意味
菓子折りとは、お菓子における外箱のことです。
本来はこういった意味ですが、今ではお菓子そのものを指すことが多いでしょう。
そして、菓子折りという表現を使うシーンと言えば、挨拶や謝罪などをするときであり、そういったときに一緒に持参をするという状況がよくあるのです。
実際にこういう場面で持参するときには、銘菓のようなそれなりに高級なお菓子が選ばれることが多いです。
「銘菓」と「菓子折り」の用法や用例
「銘菓に関しては多くの人たちが知っているから、お土産などで買って渡すと非常に喜んでくれる。
滅多に買えるものじゃないし、そういう意味でも魅力があるのだろう。」
「引っ越しなどの挨拶をするときには菓子折りを持っていくのがいいだろう。
さすがに手ぶらというわけにもいかないし、何かしらは用意しないといけないと言える。」
銘菓と菓子折りは本来の意味が異なる
銘菓と菓子折りに関しては本来の意味は異なります。
銘菓は特別な名前がつけられた由緒あるお菓子のことで、菓子折りはお菓子の外箱を意味しています。
したがって、両者は意味において区別しやすい言葉と言えます。
ただ、菓子折りについては、実際には銘菓と同じような意味で使われる傾向にあるので、そこについても知っておくといいでしょう。