「無謀」と「無闇」の違い・意味と使い方・由来や例文

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無謀は「可能性の大小などについてそこまで深く考えずに行動すること」。

つまり、可能性が高くない行為をよく考えずに行ってしまうといった意味があります。

無闇は「結果や是非などを考慮することなく、何らかの物事を行うこと」。

つまり、慎重ではないという意味になるのです。

もっとちゃんと考えた方がいいという意味が込められています。

「無謀」の意味

無謀とは、可能性の大小などについてそこまで深く考えずに行動することです。

可能性に関して考慮したうえで、本来は行動すべきと言えるでしょうけど、そういったことをしないで行動してしまうような状況で使っていく言葉です。

基本的には望み通りになる可能性がかなり低い状況において、特定の行動をしてしまうケースで使われる言葉になります。

「無闇」の意味

無闇とは、結果や是非などを考慮することなく、何らかの物事を行うことです。

本来であれば、そういった部分について考慮したうえで行うべきと言えるのですが、そういう考慮をほぼせずに、深く考えずに特定の行動を起こすような場面で使う言葉になります。

無謀とはちょっと意味が違いますけど、似ている部分はあると言えるでしょう。

「無謀」と「無闇」の用法や用例

「さすがに今の偏差値でこの大学を受験するのは無謀だろう。

受かる可能性はかなり低いと評価せざるを得ない。

したがって、もう少しレベルを落として受験するところを決めた方がいい。」

「無闇に歩みを進めない方がいい。

この辺にはどんな生き物がいるか分からないから。

だから、できるだけ慎重に歩くべきだろう。

怪我などをしてはたまらないからな。」

無謀と無闇は意味が似ている

無謀と無闇はともに慎重に考えない、考慮すべきことを考慮しないといった意味で使用される言葉になります。

だから、意味はそれなりに似ていると評価できるのです。

どちらもそこそこ使われる可能性があるので、使用頻度は同じくらいであると言える可能性があるでしょう。

そういう意味では区別しづらい面があると評価できるはずです。

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