「駆けずり回る」と「這いずり回る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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駆けずり回るは「いろいろな場所を走って回ること」。

何らかの目的のために、いろいろな場所に向かって走っていくという意味になります。

多くの人たちに助けを求めるようなケースが該当するでしょう。

這いずり回るは「這いながら動き回ること」。

這ったうえで動き回るという意味ですが、日常的にはこういった動きはしないと言えます。

「駆けずり回る」の意味

駆けずり回るとは、いろいろな場所を走って回ることです。

いろいろな場所に向かって行くようなシーンで使いますが、こういった行為をするのは多くの人の助けを必要とするケースが顕著でしょう。

1人でも多くの人たちに助けてもらいたいと言えるような場面で使用する状況が考えられます。

たまに見聞きする表現であると評価できます。

「這いずり回る」の意味

這いずり回るとは、這いながら動き回ることです。

人間に対して使うことが多いですが、実際にこういった動きをするシーンは多くありません。

何らかの理由により、立ち上がることができない、歩くことができないときにこういう動きをすることがあります。

日常生活ではめったに見られない状況ですが、フィクションの世界ではたまに見られます。

「駆けずり回る」と「這いずり回る」の用法や用例

「今日中にお金が必要で、いろいろな人の家を駆けずり回っているが、なかなか貸してくれないな。

こういう状況を見ると、自分の人望のなさを実感すると言える。」

「映画などでは全身に深手を負いながら這いずり回るシーンがあるけど、この部分はその俳優の演技力が非常に重要だろうな。

こういうシーンの見せ方1つで作品全体の面白さも変わってくる。」

駆けずり回ると這いずり回るはやや意味が異なる

駆けずり回ると這いずり回るに関しては、表記はそれなりに似ています。

しかし、意味まで全く同じではありません。

駆けずり回るはいろいろな場所を走って回ることですけど、這いずり回るは這いながら動き回るという状況を表しています。

したがって、両者は異なる場面で使っていくことになるので、そういった部分で違いを認識できるはずです。

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