狐は「キツネのこと」。
「白狐」と言い換えると分かりやすい。
弧は「曲線のこと」。
「カーブ」と言い換えると分かりやすい。
孤は「みなしご、ひとりのこと」。
「孤独」と言い換えると分かりやすい。
どの文字も旁に「瓜・コ」と言う共通した音符が付き、偏が「ケモノ」偏、「ユミ」偏、「コドモ」偏となります、偏に意味が有り、そのような意味の文字になっています。
「狐」はキツネのこと
「狐」は動物のキツネのことです。
獣を表す「ケモノ偏」が付いています。
音は「コ」、訓は「きつね」となります。
「狐」はイヌ科の哺乳動物になり、「タヌキ」と並んで昔から人をだます代表的な動物になります。
「狐の嫁入り」「狐憑き」「狐火」「狐狸」「白狐」「狐を馬に乗せたよう」「狐死して兎悲しむ」などと使います。
「弧」は曲線のこと
「弧」は円の一部の曲線のこと、弓なりの形の曲線のこと、木の弓のことを言います。
「円弧は円周の一部を切り取った曲線のこと」「普通の丸括弧は弓なりの曲線になっている」「日本は弧状の列島に見える」カーブのことを弧線と言う」「桑弧蓬矢とは桑で出来た弓と蓬で出来た矢のこと、男子が立身出世を志すこと」などと使います。
「孤」は一人のこと
「孤」は「みなしごのこと、ひとりのこと」です。
「戦争で孤児が多く生まれてしまった」「孤独な独居老人」「災害で孤立した集落」「孤高な性格の老人」「絶海の孤島を目指す」「孤立無援となる」「孤軍奮闘をしたが及ばず」などと使います。
「孤」は音が「コ」、訓は「みなしご・ひとり・そむく」となります。
四字熟語で「孤城落日」「弧峰絶岸」などがあります。
「狐」と「弧」と「孤」とは
「狐」と「弧」と「孤」はすべて音符が「瓜」であるため、音で「コ」と言い、偏に意味が有る言葉です。
「狐」は「キツネのこと」、「弧」は円周の一部の曲線のこと、木の弓のこと」、「孤」は「『みなしご』のこと、『ひとり』 のこと」で偏に意味が有りました。
見た感じが似ていること「コ」と読むことで似たものになります。