「栽」と「裁」と「載」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

栽は「木を植えること、植栽のこと。」

「植栽」と言い換えると分かりやすい。

裁は「裁くこと」。

「採決」と言い換えると分かりやすい。

載は「車に載せること。」

「搭載」と言い換えると分かりやすい。

これらの漢字はいずれも「サイ」と読み、音符「サイ・戈に十を乗せた字」に意味を持たす「木・衣・車」などを組み合わせて作られています。

他にも「截(セツ)・戴(タイ)・?(セン)・?(シ)」などの漢字があります。

「栽」は木を植えること

「栽」は「植栽」のように木に関係しています。

「木を植えること、木が植わっている場所」などの意味になります。

「マンションの植栽」「盆栽は良い趣味」「野菜の栽培を行う」「前栽は庭先の植栽のこと」「裁断を栽断と使うこともある」などと使います。

語源では「土壁を作る時に使う木のこと」とあります。

「サイという音符と木」で作られています。

「裁」は衣服を作ること

「裁」の字は「衣」に関係しています。

「和裁は着物を仕立てること」「洋裁は洋服を仕立てること」「裁断は布を切ること、紙を切ること」などの意味から、「裁く」意味にも転嫁しています。

「裁判は長引く」「裁判所には格がある」「裁定が下される」「裁きを言い渡す」「仲裁をお願いします」「制裁を受ける」「決裁がまだだ」「独裁者の末路はみじめ」などと使います。

他に「裁縫・裁可・裁量」などがあります。

「載」は車に載せること

「載」は車に関係しています。

「積載重量を超過していた」「搭載できる装備品」「車載品」「満載まで積む」などと使います。

他に「新聞や書籍に載せる、書類に載せる」などの意味があります。

「新聞の連載小説」「連載コラム」「書類に確かに記載されています」「転載禁止」「議事録に載録しました」と使い、他に「年」という意味で「千載一遇」という使い方もあります。

「栽」と「裁」と「載」とは

これらの文字は「サイ」と読み、音符「サイ・戈に十を乗せた字」に意味を持たす漢字「木・衣・車」を組み合わせてあります。

「栽」は「木を植えること、木を植えた場所のこと」ですから「植栽・盆栽・栽培」などと使います。

「裁」は「布を切り衣服を作ること、裁くこと」ですから、「和裁・洋裁・裁縫・裁断・裁判・採決・裁定・決裁」などと使います。

「載」は「車に積むこと、載せること」ですから「積載・搭載・連載・記載」と使います。

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