目の前は「何かが自分のすぐ近くにあること」。
特定のものに対して使うこともありますが、何らかの状況に対して使うこともあると言えるでしょう。
目前は「特定の状況が近い将来訪れると言えること」。
特定の状況があと少しで訪れると確信できるケースにおいてよく使われます。
目前に迫るといった言い方をよくしていくのです。
「目の前」の意味
目の前とは、何かが自分のすぐ近くにあることです。
何らかのものが自分のすぐ近くにあるようなときに使います。
でも、具体的なもの以外に対しても使用できると言えるでしょう。
特定の状況などがもうすぐに迫っているという、時間的な意味でも目の前という表現は使えるので、そういった部分は頭に入れておいた方がいいでしょう。
「目前」の意味
目前とは、特定の状況が近い将来訪れると言えることです。
特定の状況がもうすぐ訪れると言える、それが確信できるようなケースで使用する言葉と言えます。
基本的には状況を対象にすることが多いですけど、場所を対象にすることもあります。
特定の場所にもうすぐ着くと言えるようなときにも使用する言葉と評価できるはずです。
「目の前」と「目前」の用法や用例
「ゴールは目の前だから、なんとか最後まで走り切りたい。
フルマラソンを完走するというのは非常に過酷なチャレンジだが、これだげできれば今後の自信にもなるだろう。」
「あれだけの宿題があったにもかかわらず、集中してやっていたらもう終わりも目前と言える状況になってきた。
勉強は苦手だが、集中すると意外といけるものだな。」
目の前と目前は意味はかなり似ている
目の前と目前に関してはともに何らかのものがすぐ近くにあるという意味で使っていきます。
ただ、具体的なものだけではなく、実体がないものや状況などに対しても使用できるので、そこは大きなポイントであると評価できるでしょう。
両者は意味はほぼ同じであり、基本的には区別は難しいです。
だから、どちらを使ってもいいと言えるはずです。