「望外」と「願ってもない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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望外は「望んでいた以上に理想的な状況であること」。

本人が望んでいた状況を超えて、本人にとって素晴らしいと言える状況になったときに使われる言葉になります。

願ってもないは「願ってもそう簡単に実現しないことが実現すること」。

本人の想像していた以上に素晴らしい状況が起きたようなシーンで使っていく言葉になります。

「望外」の意味

望外とは、望んでいた以上に理想的な状況であることです。

本人があらかじめ望んでいた状況以上に素晴らしい状況が実現したようなシーンで使います。

実際はそういうケースは多くはないですが、たまに遭遇する可能性もあるでしょう。

でも、望外という言葉に関してはそこまで有名とは言い難いので、知名度はそこまで高くはありません。

「願ってもない」の意味

願ってもないとは、願ってもそう簡単に実現しないことが実現することです。

要するに、自分が思っている以上の理想的な状況が実現するという意味です。

願っても無理な願いが実際に起きるわけですから、これほど理想的な光景はないでしょう。

言葉としても有名なので、知っている人はかなり多くいるのではないかと思われるのです。

「望外」と「願ってもない」の用法や用例

「今回の点数は完全に望外であると言える。

80点くらいを目標にしていたが、90点を超える点数をとれるとはまさか思わなかった。

でも、それなりにちゃんと勉強したからな。」

「欲しい品を安く買えたらいいと思っていたら、想像以上に割引されている。

本当に願ってもない状況と言えるだろう。

このチャンスを逃すのはもったいないので、今すぐに買っておきたいと思うんだ。」

望外と願ってもないはほぼ同じ意味

望外と願ってもないに関しては同じような意味であると評価できます。

どちらも本人が望んだ以上の状況が実現するといった意味で使われるのです。

意味は割と似ているので、同じような場面で使うことができるでしょう。

でも、望外という言葉はそんなに有名ではありませんから、願ってもないの方が使われやすいと評価できるはずです。

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