「イーパワー」と「電気自動車」の違い・意味と使い方・由来や例文

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イーパワーは「ガソリンを発電に使い、蓄電池の電気のみで走行する車のこと」。

「ガソリン発電」と言い換えると分かりやすい。

電気自動車は「外部から電気を充電して走行する自動車のこと」。

「外部充電」と言い換えると分かりやすい。

日産の「イーパワー」は法律的にはガソリン車なのですが、事実上の「電気自動車」と言えるものです。

「イーパワー」は事実上の電気自動車

「イーパワー」とは走行がすべて大型蓄電池の電気によるものです。

その意味で「電気自動車」と言えますが、電気は外部からの供給ではなく、搭載してあるガソリンエンジンが動かす発電機からのものになります。

つまり、発電機を回すためにガソリンエンジンはあり、走行のためではないと言うことです。

走行はガソリンエンジンで充電された大型蓄電池の電気によるものです。

「電気自動車」は電気のみを使用

「電気自動車」は電気のみでガソリンを使いません。

搭載している大型蓄電池は外部からの電気の供給が必要になります。

電気が供給された蓄電池により走行をするのです。

電源はコンセントからのプラグイン式とポール型普通充電器式また、急速充電式のものがあります。

100vまたは200v になり、家庭や屋外駐車場、コンビニ、マンション、電気スタンドなどで充電が可能です。

「イーパワー」は「電気自動車」より便利

「イーパワー」は充電を自動的に行うため、充電する手間暇がかかりません。

「電気自動車」より優れていると言えます。

このため、人気が爆発的なものになったのです。

「電気自動車」を購入するより、「イーパワー」が良いと消費者が判断したということです。

将来的にはガソリンは使用したくありませんから、「電気自動車」や「水素自動車」に移行するのですが、過度期のハイブリッドカーとしては優れたものです。

「イーパワー」と「電気自動車」とは

「イーパワー」は発電にガソリンを使用しますが、走行は大型蓄電池に溜められた電気によるものです。

走行中にアクセルペダルを離すことでブレーキがかかり、その際に発電が行なわれるというもので、自動的に充電が行われます。

「電気自動車」も電気で走行をしますが、電源は蓄電池でも外部からの電気の供給が必要になります。

ガソリンを一切使用しない点ではよいのですが、充電の手間暇が掛かります。

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