「示偏」と「衣偏」の違い・意味と使い方・由来や例文

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示偏は「神事に関する漢字に使われる偏のこと」。

「神社」と言い換えると分かりやすい。

衣偏は「着るものに関係した漢字に使われる偏のこと。」

「被服」と言い換えると分かりやすい。

「示扁」は「示」という字から扁になったもので、神を祀る台が語源になっています。

「衣扁」はそのまま「衣・着物」関係の言葉になります。

「示扁」は神関係

「示扁」は神に関係した文字が多くあります。

語源でも神を祀る台ですから、当然かも知れません。

熟語と用例は、「礼儀作法は大切だ」「神社は全国どこでもある」「祈祷師」「社会福祉活動」「神も仏も無い」「祝い事が続く」「先祖代々のお墓」「祭りが始まる」「斎藤さん」「禅問答」など。

その他にも「奈・祐・祥・票・禄」などがあります。

「衣扁」は着物に関する字

着物に関する「衣扁」の熟語と用例は、「長袖のシャツ」「被服」「補完し合う」「裕福な家庭」「裾が長すぎる」「複写機」「褌は珍しい」「裸祭り」「襟足」「袴姿の女性」「裡は裏のこと」「江戸時代の裃(かみしも)はまだある」「袷(あわせ)は裏記事のある着物」「衿(えり)を正す」「袂(たもと)を分かつ」「着物の褄(つま)」などと使います。

悩ましい「示扁」と「衣扁」

「示扁」か「衣扁」か、どちらなのか悩ましいことが誰でもあったはずです。

なんとも紛らわしいことこの上ない「扁」ですが、「示」が神に関係した文字であること、「衣」は文字通り着物に関係していますから、そのことを理解しておけばほぼ間違えることは無くなります。

「祈・福は示扁」、「襟・裾は衣扁」とすぐに分かります。

「示扁」と「衣扁」とは

「示扁」は「示」が神を祀る台から来ていることから、神に関係した字が多くなります。

「礼・社・祈・福祉・神・祝・斎・祭・禅、奈・祐・祥・票・禄」などがあります。

「衣扁」は着物に関係しています。

「袖・襟・裾・袂・褌・袷・褄・裡・裃」などの字があります。

「示扁・衣扁」は漢字の中でも特に紛らわしい部類に入るものですが、語源を知っていれば間違えは少なくなります。

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