「サラリーマン」と「労働者」と「会社員」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「サラリーマン」は、給料をもらって生活する人です。

英語では「a salaried man」「an office worker」「a white-collar worker」で表されます。

「サラリーマン金融」は「a money lending business for salaried workers」です。

「サラリーマン金融業者」は「a loan shark」です。

「労働者」は、肉体労働によって賃金を得る人です。

英語では「a laborer」「a working man 」「a labor」で表されます。

「肉体労働者」は「a manual laborer」です。

「会社員」は、会社に勤めている人です。

英語では「an office worker」「a company employee」で表されます。

「会社勤め」は「work for a company」です。

「サラリーマン」の意味

「サラリーマン」は、「俸給生活者」「給与生活者」「月給取り」のことです。

給料をもらって生活する人です。

以下のように使います。

会社勤めのサラリーマン
サラリーマン金融 サラリーマン階級

<サラリーマン金融>
消費者金融の一種です。

主としてサラリーマン・主婦・学生を対象とする無担保小口融資のことです。

高い金利が課されます。

「サラ金」ともいいます。

「労働者」の意味

「労働者」は、肉体労働によって賃金を得る人です。

肉体労働者のことです。

一般的に、自己の労働力を提供し、その対価としての賃金を得て生活する人です。

以下のように使います。

日雇いの労働者 労働者階級 頭脳労働者 労働派遣法

<労働者階級>
「プロレタリアート」のことです。

「資本家・ブルジョアジー」に対する概念です。

資本主義社会に於いて、生産手段を持たず、自らの労働力を売ることによって生活する階級です。

奴隷や農奴とは異なって人格的な自由を持ち、資本家に労働力を商品として売る自由を獲得しています。

「会社員」の意味

「会社員」は、会社に勤めている人です。

以下のように使います。

犯人は会社員風の男だ 今回、会社員にアンケートをする

<関連語>
「ビジネスマン」は、「会社員」「事務員」のことです。

一般的には商社などの社員を指します。

「ホワイトカラー」は「事務労働者」のことです。

「グレーカラー」は、電子計算機やオートメーション機器などの技術的な仕事に従事する労働者です。

「ブルーカラー」は、直接生産にたずさわる工場労働者などをいいます。

「サラリーマン」は 給料をもらって生活する人、「労働者」は 肉体労働によって賃金を得る人、「会社員」は 会社に勤めている人です。

「サラリーマン」「勤め人」「勤労者」「労働者」「会社員」は、類語です。

「ビジネスマン」「ホワイトカラー」「グレーカラー」「ブルーカラー」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「働いて得た収入で生活する人」です。

「サラリーマン」「勤め人」は、給与生活者です。

「勤労者」は、給与生活者・商工業者・農民・労務者などの総称です。

「労働者」は、労務を提供して賃金・給与を受けて生活する人の総称です。

「会社員」は、会社に雇われて業務についている者です。

多くの場合、「サラリーマン」や「労働者」と同様に「給与生活者」の意味で使われます。

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