「湾曲」と「紆曲・うきょく」と「カーブ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「湾曲」は、弓型に曲がることです。

英語では「curve」「be curved」「bend」「be bent」で表されます。

「外側に湾曲した足」は「bandy legs」です。

「紆曲・うきょく」は、うねり曲がることです。

英語では以下のように表されます。

「紆曲した道」「紆余曲折した道」は「a winding road」「a meandering road」です。

「カーブ」は、曲がることです。

英語では「a curve」で表されます。

「上昇カーブ」は「a rising curve」です。

「下降カーブ」は「a falling curve」です。

「カーブを切る」は「turn sharply」「make a sharp turn」です。

「湾曲」の意味

「湾曲」は、弓型に曲がることです。

以下のように使います。

板が湾曲している 湾曲して流れる川 背骨が湾曲している
湾曲した海岸線

<関連語>
「九十九折り・つづらおり」は、幾重にも折れ曲がった山道をいいます。

「九十九折りの山道を登る」のように使います。

「曲がり」は、曲がることです。

また、曲がっていることです。

「曲がり角」「へそ曲がり」のように使います。

「紆曲・うきょく」の意味

「紆曲・うきょく」は、以下のような意味です。

①うねり曲がることです。

②まわり遠いことです。

以下のように使います。

紆曲した山道を行く 紆曲して流れる川 紆曲の多い道

<紆余曲折>
①道などが曲がりくねっていることです。

②込み入った事情があって、物事が複雑な経過をたどることです。

「紆余曲折を経て結論が出た」「解決までに紆余曲折あった」のように使います。

「カーブ」の意味

「カーブ」は、以下のような意味です。

①曲がることです。

また、曲がっている所です。

②野球で、打者の手元で大きく曲がって落ちる球を指します。

以下のように使います。

カーブ注意 カーブミラー カーブを切る カーブの多い道

<関連語>
「七曲がり」は、道や板などが幾重にも折れ曲がっていることです。

また、その場所を指します。

「七曲の道をゆっくりと歩く」のように使います。

「湾曲」 は弓型に曲がること、「紆曲・うきょく」 はうねり曲がること、「カーブ」は 曲がること、曲がったところです。

「湾曲」「紆曲・うきょく」「カーブ」は、類語です。

「七曲がり」「九十九折り・つづらおり」「曲がり」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「曲がること、曲がっていること」です。

「湾曲」は、弓なりに曲がることです。

「彎曲」とも書きます。

「紆曲・うきょく」は、くねり曲がることを表します。

日常ではあまり使われません。

「迂曲」とも書きます。

「カーブ」は、曲がることです。

また、「曲線」という意味です。

多くの場合、道路や線路が曲がっている所を指します。

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