達見は「広く物事を見通しすことができる、優れた見識のこと」。
物事を広く見ることができる見識ということで、似たような意味の言葉は他にもあるでしょう。
しかし、その中でも達見はマイナーな方だと思われます。
卓見は「物事を正しく見通すことができる、優れた意見や見識のこと」。
達見とやや意味は似ていますけど、同じではありません。
「達見」の意味
達見とは、広く物事を見通しすことができる、優れた見識のことです。
そういった能力を持っている人に対して使うので、実際に使用できるチャンスはそれなりに多くあると言えます。
でも、達見という言葉については、あまり知名度が高くありません。
そのため、この言葉を実際に使う人は多くなく、周りで使っている人を見ることはほぼないでしょう。
「卓見」の意味
卓見とは、物事を正しく見通すことができる、優れた意見や見識のことです。
達見とやや意味は似ているものの、こちらに関しては、正しくという点があるので、そこがポイントになります。
でも、意味は結構似ているので、区別するのは大変と言えます。
また、卓見という言葉についても知名度は高くありません。
そのため、これを知っている人は少ないです。
「達見」と「卓見」の用法や用例
「達見を持っている人間は、物事を広く見ることができる。
つまり、広い視野を持っていると言えるんだ。
人が気づかない部分にも気付くなどのメリットがあるだろう。」
「卓見と言える人の場合、物事を正しく見ることができる。
したがって、本質的な部分は何かをきちんと理解して、そのうえで考えることができると評価できるはずだ。」
達見と卓見は似たような意味と言える
達見と卓見についてはどちらも優れた見識といった意味を持っています。
したがって、両者は意味の違いは大してないと言えるのです。
ただ、達見については物事を広く見通すことができる見識で、卓見については物事を正しく見通すことができる見識になります。
したがって、両者はそれなりに意味が違う部分もあるので、ここを理解しておきましょう。