「数人」と「幾人」の違い・意味と使い方・由来や例文

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数人は「いくらかの人数のこと」。

具体的な定義はありませんが、数えることができる程度の人数であるケースが多く、10人を超えるときに使われることはあまり多くありません。

幾人は「具体的には不明だが、何人かの人たちのこと」。

数人とはちょっと意味が異なっていますけど、いくらかの人数を表すときに使う言葉になるのです。

「数人」の意味

数人とは、いくらかの人数のことです。

数人の具体的な定義はないものの、数える程度の人数を指す場合が多いでしょう。

たいていは10人未満であることが多く、5人前後くらいを指すと思っておくといいと思われます。

数人という表現は日常生活でよく使われるものであり、多くの人たちにとって馴染みを感じやすいと言えるでしょう。

「幾人」の意味

幾人とは、具体的には不明だが、何人かの人たちのことです。

正確な数が分からない、数えられないときに使っていく言葉になります。

したがって、意味としては数人に近いと言えますが、数人よりも多くの人数がいるときにも使えます。

そういう意味では、数人よりも使用できる範囲は広いという言い方ができると思われる状況なのです。

「数人」と「幾人」の用法や用例

「今日は数人程度しかお客さんが来なかったな。

大勢来ることもあるんだが、逆にこういった日もあるということか。

商売というのはその日ごとに全然状況が変わるからな。」

「高校に入って初めての登校日だが、中学時代と比べてクラスの人数が多いな。

幾人と言えるような状況で、具体的には分からないが、それなりの人数と言えるだろう。」

数人と幾人は似たような意味の言葉

数人と幾人については割と似た意味となっています。

どちらも具体的な人数が不明なときに使っていく言葉になるのです。

ただ、人数としては数人よりも幾人の方がより多くの人数を対象にしやすいと言えます。

しかし、知名度は数人の方が高いので、幾人という言葉はあまり使われないと言えるでしょう。

そこは理解しておくべきです。

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