「藪医者」と「たけのこ医者」の違い・意味と使い方・由来や例文

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藪医者は「診察や治療が下手な医者のこと」。

誰もが知っている、聞いたことがある言葉であり、知名度は相当高いと思われるのです。

たけのこ医者は「竹にもなっていない段階の未熟な医者のこと」。

たけのこは竹の子供なので、未熟という意味を持っているわけです。

藪医者と比べるとあまり知名度は高くありません。

知らない人も多くいるはずです。

「藪医者」の意味

藪医者とは、診察や治療が下手な医者のことです。

問題のある医者という意味で使われる代表的な言葉であり、かなり有名な表現です。

実際にそういう医者に遭遇した経験がないとしても、この言葉を知らない人はまずいません。

ただ、実際に藪医者という表現が使われるシーンは多くないでしょう。

そこまで問題のある医者は現実に多くはいないはずですから。

「たけのこ医者」の意味

たけのこ医者とは、竹にもなっていない段階の未熟な医者のことです。

意味は藪医者と全く同じであり、未熟な医者という言い方になります。

ただ、藪医者以下の存在という意味で使われる場合もありますが。

たけのこ医者の場合、どうしても知名度が低いため、そういった部分で藪医者とは違いがあります。

そこで区別できる言葉になるのです。

「藪医者」と「たけのこ医者」の用法や用例

「藪医者に当たると、誤診が生まれる可能性がある。

したがって、そういう医者には気を付けないといけない。

事前にいろいろな評判をチェックしておいた方がいいかもしれないね。」

「たけのこ医者という、非常に未熟なレベルの医者が存在している。

医者にもいろいろな人たちがいるわけだから、それは当然とも言えるのかもしれないけど。」

藪医者とたけのこ医者は意味が似ている

藪医者とたけのこ医者に関しては、意味はそれなりに似ている状況です。

どちらも診察や治療などの面において問題がある医者という意味で使っていくのです。

ただ、たけのこ医者の方がその問題がより大きいと言える可能性はありますが。

また、言葉としての知名度は藪医者の方が高く、そういった部分でも違いを見出すことができます。

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