「理科」と「自然科学」の違い・意味と使い方・由来や例文

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理科は「学校教育における教科の1つのこと」。

いわゆる理系分野のうち、算数や数学を含まない教科という意味で使われる言葉になります。

主に小学校、中学校で使われる言葉です。

自然科学は「自然に属する多くの対象を取り扱い、その法則性を明らかにする学問のこと」。

系統としては理科に近いですが、もっと専門的なケースで使う言葉です。

「理科」の意味

理科とは、学校教育における教科の1つのことです。

理系に関する内容を扱いますが、その中でも算数や数学は含みません。

そこがまずポイントです。

そして、理科という言葉は主に小学校や中学校で使われます。

高校以上になると、理科の分野がより細分化されて使われる状況となるので、理科という単語を見聞きする機会は減るのです。

「自然科学」の意味

自然科学とは、自然に属する多くの対象を取り扱い、その法則性を明らかにする学問のことです。

こちらは高校以降で使われやすい言葉であると言えるでしょう。

中学以前までは理科が使われやすいですが、高校以降は物理や化学などのもっと具体的な名称が使われたり、自然科学という言葉を見聞きする機会が増えると言えるでしょう。

「理科」と「自然科学」の用法や用例

「俺は昔から理科が苦手だった。

だから、学校でのテストは非常に苦労したよ。

ただ、高校に入ったら今度は物理や化学などに分かれて、それもまた苦手だったんだ。」

「自然科学の分野は非常に複雑だ。

理系の人はいいかもしれないけど、俺みたいな文系の人間にとっては非常に厳しいと言える。

理解できない部分が非常に多いんだよな。」

理科と自然科学の違いは微妙

理科と自然科学に関しては、意味は大して変わらないと評価できます。

理科と自然科学が指している分野はほぼ同じと言えるからです。

でも、理科は小中学校で使われる言葉であり、それ以外ではあまり見聞きしません。

しかし、自然科学は大人になると、いろいろな場面で見聞きするので、そこに関しては両者の違いになると言える可能性があります。

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