ミュージシャンは「音楽活動に従事する人たちのこと」。
基本的には音楽活動をしている人たちに限定した言い方がミュージシャンになります。
アーティストは「音楽を含めて芸術活動に従事する人たちのこと」。
音楽だけに限らず、それ以外の芸術と言えるような分野に従事している人たちも含めているのがアーティストという言葉の特徴と言えます。
「ミュージシャン」の意味
ミュージシャンというのは、主に音楽活動に従事している人たちのことで、音楽活動という部分に限定されるという特徴があります。
音楽活動に従事している人であれば、アマチュアであっても、それを本業に近い形でやっているならミュージシャンと呼ぶことも多いですし、ミュージシャンの定義も割と広いということが言えるのです。
「アーティスト」の意味
アーティストというのは、芸術活動に従事している人のことを指しています。
つまり、音楽活動も含みますけど、それ以外の芸術と言えるような範囲の活動をしている人も含むのです。
例えば、画家などもアーティストということが言えるでしょう。
アーティストの方が対象の範囲がより広いということが言えるので、そこが特徴です。
「ミュージシャン」と「アーティスト」の用法や用例
「子供の頃から音楽が大好きだった私は将来の夢にミュージシャンを選んだ。
厳しい世界で、成功できる可能性は極めて低いかもしれないが、それくらいに私は音楽が大好きなのだ。
」
「日本には有名な芸術家が多くいる。
音楽、絵画、茶道、写真、映像など、多岐にわたるジャンルで活躍する人が多く、そういう人たちが私にとっていい刺激になっている。
」
ミュージシャンとアーティストは明確な違いがある
ミュージシャンは音楽活動限定で、アーティストは音楽活動以外のケースにも使えるため、アーティストの方がより対象範囲が広いということになります。
アーティストは漠然と芸術活動に従事している人たちのことを指しているので、芸術活動の範囲が重要になりますが、これも結構アバウトで、結果的にアーティストという言葉が使える範囲はかなり広いということになるのです。
その点が大きな違いになります。