定価は「あらかじめメーカーが定めた価格のこと」。
特定の商品を製造したメーカーが設定した価格であり、小売店は基本的にその価格で販売しないといけない状況です。
正価は「正当な価格のこと」。
ものによっては値下げすることを予測して、高く設定している場合もありますが、そういった状況ではない、妥当な価格を表示する意味で使っていきます。
「定価」の意味
定価とは、あらかじめメーカーが定めた価格のことです。
メーカーが設定した価格という意味で、その品を実際に販売するお店において、価格を変えることは基本的にできないという状況になります。
つまり、お店の都合で価格を勝手に変更できないのが定価になるので、そこはポイントと言えるでしょう。
定価という表現は有名ですけど、意味を正しく理解していない人は割といるはずです。
「正価」の意味
正価とは、正当な価格のことです。
基本的には正しい価格ということで、あえて高く設定していない、そのままの価格で妥当と言えるようなケースで使っていきます。
だから、その商品の価値に見合った価格という言い方も可能でしょう。
しかし、正価という表現はそんなに有名ではないので、聞いたことがない人も多いのではないかと思われます。
「定価」と「正価」の用法や用例
「昔と比べるとゲーム機本体の定価は上昇気味だ。
こんな価格が定価だと、気軽に買うことは厳しいと言えるだろうな。
でも、欲しいのは事実だから、なんとかお金を貯めるとするか。」
「この価格は正直言って、ぼったくりじゃないかと思っている。
とても正価とは思えないんだよな。
でも欲しいならば、この価格で買うしかないのが現状なんだよな。」
定価と正価は意味が異なっていると言える
定価と正価に関しては意味は異なっていると評価できるでしょう。
定価についてはその商品を作ったメーカーがあらかじめ指定した価格という意味であり、小売店側で自由に操作できないという意味が込められています。
しかし、正価は正しい価格、妥当な価格という意味で、あえて高く設定していないという意味が込められているのです。