「切羽詰まる」と「行き詰まる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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切羽詰まるは「追い詰められて、どうにも逃げられなくなること」。

逃げる場所がないという意味で使っていく言葉であり、状況を打破する術が思いつかない、どうしようもないと言えるケースで使っていきます。

行き詰まるは「道などで行く手が遮られて、先へ行けなくなること」。

特定の道において、それ以上先に進めないケースで使う言葉ですけど、それ以外の場面でも使うことができます。

「切羽詰まる」の意味

切羽詰まるとは、追い詰められて、どうにも逃げられなくなることです。

状況的に逃げ場がない、どうすることもできないといったケースで使っていく言葉になります。

人生においては、実際に切羽詰まると言えるようなシーンに遭遇することがたまにあります。

言葉としても有名で、聞いたことがない人の方が少ないと評価できそうです。

「行き詰まる」の意味

行き詰まるとは、道などで行く手が遮られて、先へ行けなくなることです。

何らかのアクシデントなどによって、そういう状況が実際に発生することがあります。

本当はそこを通りたいのに、道が塞がれているために通れないという状況は現実的によくあります。

日常のニュースなどで見聞きすることも十分に考えられると言えるでしょう。

「切羽詰まる」と「行き詰まる」の用法や用例

「俺の場合には借金もあるが、何よりも今月の家賃を支払う余裕がない。

このままだと追い出されるかもしれない。

この切羽詰まった状況でも、まだ働く気は起きないんだよな。」

「この先は大雪が降って、その影響で通行詰めとなっているようだ。

こんなところで行き詰まるとは思わなかったな。

いつまでこの状況が続くんだろうな。」

切羽詰まると行き詰まるはともにどうにもならない状況

切羽詰まると行き詰まるに関しては、意味は割と似ていると言えるでしょう。

ともに現状においてどうにもならないケースで使っていきます。

しかし、切羽詰まるはそれなりに広く使える言葉ですが、行き詰まるについては使用できる場面は限られます。

基本的には行く手が遮られているような場面に限定されるので、そこはポイントになるのです。

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