専属は「特定のものだけに属している状況であること」。
つまり、それ以外には属していないという意味で使いますが、これはあくまでもあるジャンルに関して1つしか属していないという状況です。
直属は「指揮や監督を受ける上下の系統に属していること」。
直属の上司といった言い方をよくします。
直接指揮や監督を受ける関係になっている相手に使う言葉と言えるでしょう。
「専属」の意味
専属とは、特定のものだけに属している状況であることです。
それ以外には属していない、属しているのはここだけといった意味になりますけど、これは特定のジャンルに限られます。
ジャンルが異なれば、複数の団体などに属することがあるのです。
例えば、会社はここだけ、草野球チームはここだけ属しているといったケースは普通にありえます。
「直属」の意味
直属とは、指揮や監督を受ける上下の系統に属していることです。
こういった意味ですけど、会社で働いている人たちであれば、自分の上司などが直属であるケースはよくあります。
直属の上司から何か命令されたとか、そういう光景は頻繁に存在しているでしょう。
したがって、割と日常生活において使うチャンスがある、馴染みのある言葉になるはずです。
「専属」と「直属」の用法や用例
「俺は今のところ、この会社専属でフリーランスとして働いているが、いずれは別の会社とも仕事をしていきたいと思っている。
収入を増やすチャンスがあれば、それはぜひ利用したい。」
「直属の上司だと、やっぱりきついことを言われる機会が多いな。
普段接することがない人間であれば、もっと優しく言ってくれることも多いのだが。」
専属と直属は若干意味が似ている
専属と直属に関しては全く同じ意味ではありませんが、似たような部分は持っています。
専属は特定のものだけに属している状況であり、直属は特定の存在から直接指揮命令などを受ける状況を指しているのです。
一応区別できる部分はありますから、そういったところに関して両者に関して意味を把握していくといいと思われるのです。