素手は「何も持っていない、身に付けていない手のこと」。
素手というのは、人間の生身の手そのままという意味です。
何かを触る際に使われることが多い表現でしょう。
空手は「琉球王国発祥の拳足による打撃技を特徴とする武道のこと、何も持たない手のこと」。
後者の意味については、素手とほぼ同じです。
ただ、この場合にはそらてと読む可能性もあります。
「素手」の意味
素手とは、何も持っていない、身に付けていない手のことです。
手には何かをつけたり、はめたりすることができ、その状態で何かを持つ、扱うというケースがありますが、素手の場合にはまさに何もつけない、はめないという状態を指しています。
素手という言葉を使うときには、たいていは何かをつける、はめるのが当然という意味合いが強い状況であることが多いです。
「空手」の意味
空手とは、琉球王国発祥の拳足による打撃技を特徴とする武道のこと、何も持たない手のことです。
前者の意味がかなり有名ですが、後者の意味もあります。
後者の場合にはそらてと表現する可能性もありますが。
何も持たない手というのは素手に近い意味であると評価できるでしょう。
でも、このような意味での空手に関してはちょっとマイナーと言えます。
「素手」と「空手」の用法や用例
「野球において、グローブで捕っていたのでは間に合わないと言えるときには、素手でボールを握って投げることがある。
普段素手でボールを捕る機会は少ないから、握り損なうこともあるわけだが。」
「空手は日本においてはそれなりに有名なスポーツで、習い事として習っている子供もいるほどだ。
これから世界的にどんどん知名度が高まっていく可能性があると思うんだ。」
素手と空手は同じ意味として使うことができる
素手と空手に関しては何も持っていない、身に付けていない手という意味で使うことができ、両者は同様の意味を持っている状況と評価できるのです。
しかし、空手に関しては、それとは別にスポーツの名称にもなっているので、そっちが重要と言えます。
空手についてはほとんどこちらの意味で使用される状況となると思われるのです。