「投資」と「投機」の違い・意味と使い方・使い分け

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投資は「資産運営を長期的視野で行うこと」。

「財産形成」と言い換えると分かりやすい。

投機は「短期的に取引を繰り返すこと」。

「売り買い」「デイトレ」と言い換えると分かりやすい。

「投資」には土地、債券、株式、など長期的な視野で財産形成ができるものがありますが「投機」は株式、FX 、絵画、骨董品、ギャンブルなどがあります。

「投資」はじっくり資産を増やすことです

「投資」は元金保証では有りませんが、資産を土地、株式、債券などを長期的に保有することで、土地の売却益や株式の配当金、国債などの金利を得ることです。

保有期間は年単位のことが多く、じっくりと資産形成が可能となります。

ただし、元金が保証というわけではないため、経済情勢の急変で資産価値が大きく損なわれる危険性は常にあります。

「投機」は資産を短期的に運用することで常にリスクを伴います

「投機」は資産を極短期的視野で運用することで、利益が出し易い代わりに損失も常に発生することになります。

株式やFXのデイトレ 、競馬、競輪などのギャンブルがありますが、丁半博打的な要素が非常に強いため、損失の可能性は「投資」の比では有りません。

長期的に資産を形成するより、資産の一部を充てて楽しむ方が無難です。

「投機」では利益を上げ続けることは困難と悟り、長期「投資」に切り替えた

退職金を増やそうと短期的な投機に魅力を感じて、資産を注ぎ込んだのですが、経済情勢が悪化したことで株式のデイトレで損失が膨らんでしてしまい、「投機」的なことはやめて、じっくりと資産を増やせる可能性が高い株式の長期「投資」に切り替えました利益は当初少ないものの仮に値下がりしても「配当金」は入りますので損失は相殺されます。

「投資」は長期的、「投機」は短期的なことです

「投資」は長期的資産形成の手段であり、「投機」は短期的に利益が生じる機会を狙い取引をすることです。

株式相場などは経済情勢のちょっとした変化にも敏感に反応してしまうため、短期取引を繰り返しても、利益を長期的に増やすことは非常に難しいことになります。

「投資」も銀行預金などの元金保証のもの以外は常に値下がりの危険性は存在します。

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