行員は「銀行の事務員のこと」。
銀行で働く人全般を指す言葉と言えますが、事務作業に従事している人に対して主に使っていく傾向もあると言えるでしょう。
工員は「工場で働く人たちのこと」。
工場労働者のことを工員と表現することがあるので、工員については工場勤務の人たちという意味になります。
行員とは明らかに意味が違うのです。
「行員」の意味
行員とは、銀行の事務員のことです。
主に銀行で働いている人に対して使われる言葉ではありますけど、事務員に対してのみ使用される可能性もあるので、そこに関しても知っておくといいのではないか?と思われます。
でも、行員という言葉はあまり使われないです。
この言葉を知っている人は多いでしょうけど、自分で使う機会はかなり限られるはずです。
「工員」の意味
工員とは、工場で働く人たちのことです。
工場で普段勤務している人たちに対して使うため、いわゆるブルーカラーという言い方もできると思われます。
工場で働く人は世の中でかなり多くいますから、そんなに珍しい存在ではないです。
そういう意味では、工員という言葉は割と使いやすいと評価できるでしょう。
自分がそうであるケースも多くありそうです。
「行員」と「工員」の用法や用例
「この銀行で働いている行員の人たちは全体的に印象がいいな。
みんなさわやかな見た目をしていて、仕事ぶりが非常にはきはきしている雰囲気が感じられるからな。」
「工場で働く人たちはかなり重労働だと思うんだよね。
正直言って、労働環境はあまりよくない。
むしろ劣悪と表現できる状況だ。
工員はかなり苦労しながら日常を過ごしているわけだ。」
行員と工員は使用する場面が異なる
行員と工員に関しては、特定の場所で働いている人たちに対して使っていく言葉です。
ただ、行員は銀行で、工員は工場で勤務している人が対象となるので、そこに違いがあると言えるのです。
両者は使用する場面が異なっているということで、区別自体はしやすいのではないかと思われます。
これらはたまに使われる表現と言えるでしょう。