気圧されるは「相手の勢いに心理的に押されてしまうこと」。
なんとなく勢いを感じて、それに負けそうになるという感覚が生じたときに使っていきます。
圧倒されるは「相手の勢いに心理的に押されてしまうこと」。
意味は気圧されるとほぼ同じです。
しかし、圧倒されるの方が一般的な言い回しであるという評価ができるでしょう。
「気圧される」の意味
気圧されるとは、相手の勢いに心理的に押されてしまうことです。
相手の勢いがあまりにもすごいので、物理的な力は一切加えられていないのに、なんとなく押されるような感覚があるようなシーンで使われる表現と言えるでしょう。
でも、気圧されるという言い方は知名度が高くないので、これを知っている人はあまり多くありません。
「圧倒される」の意味
圧倒されるとは、相手の勢いに心理的に押されてしまうことです。
意味は気圧されると同じになるので、特に区別をすることはできません。
しかし、知名度の面では明らかな差があると言えるでしょう。
こういう状況を表すときには、圧倒されるの方が使われやすく、気圧されるはほとんど使われないと評価できるはずです。
そこに明確な違いがあるわけです。
「気圧される」と「圧倒される」の用法や用例
「あの顔は見ているだけで威圧感があるだろう。
したがって、俺としては戦う前から相手の雰囲気に気圧されてしまい、心理的に大きなダメージを負っている状態と言えるだろう。」
「やっぱり予選と言えども、強豪校と当たるときには緊張する。
名前で圧倒されるような雰囲気があり、その時点で勝てる気がしない気分になってくるんだよな。」
気圧されると圧倒されるはほぼ同じ意味
気圧されると圧倒されるに関しては意味はかなり似ていると評価できます。
どちらも心理的に押されてしまう状況で使う言葉であり、意味としてはそれほど変わりません。
しかし、知名度については大きな差が存在している状況です。
基本的には圧倒されるの方が有名であり、気圧されるという表現はほぼ使われないと言えると思われます。