試験は「物の性質や力、人間の能力などを試すために実施される検査のこと」。
いろいろな機会で使われる言葉ですけど、学校などで実施される試験が特に有名なシーンになるでしょう。
試問は「何らかの問題を出して、学力を試すこと」。
学力を検査するシーンで使われる言葉なので、試験よりは範囲が狭いと評価できる状況でしょう。
「試験」の意味
試験とは、物の性質や力、人間の能力などを試すために実施される検査のことです。
一般的には学力など、人間の能力を試すための検査という意味ですけど、必ずしもそういう場面のみで使用する言葉ではありません。
だから、物の性質などを検査するときにも使えるのです。
想像以上に使用できる場面が広い言葉になると評価できます。
「試問」の意味
試問とは、何らかの問題を出して、学力を試すことです。
試験とは違い、こちらは大分場面が限定されている状況と言えます。
基本的には学力を試すために行われるものなので、使用する場面はそんなに広くありません。
だから、試験との違いは割とあると評価できるはずです。
しかし、試問という言葉は現実においてそんなに使われやすいものではないです。
「試験」と「試問」の用法や用例
「入試によって合格、不合格が決まり、特定の学校に見合った学力を持っているかが判明するわけだ。
この試験に合格しない限り、希望した学校には入学できない。
これは非常に残酷な側面だな。」
「この試問は非常に難しいと感じる。
でも、きちんと正解を出せる人もいるんだよな。
つまり、学力の高い、低いが判明するわけだ。
あくまでもこの問題における学力が。」
試験と試問は使用する範囲に違いがある
試験と試問についてはなんとなく似ている表現に思えてくるでしょうけど、これらは使用する範囲に違いがあるのです。
試験は人間の能力のみならず、物の性質や力などに対して試すときに使いますが、試問は学力を調べるときだけ使っていく言葉になるのです。
したがって、両者はそういった部分で区別することができると思われます。