「抱え込む」と「しょい込む」の違い・意味と使い方・由来や例文

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抱え込むは「仕事などをたくさん引き受けること、両手や脇で荷物などを持つこと」。

物理的に何かを持っている状況で使うことが多いものの、仕事など目に見えないものを持っているときにも使います。

しょい込むは「迷惑なことを引き受けざるをえないような状況に追い込まれている状況のこと」。

本当はやりたくないことをやらないといけないケースで使う言葉です。

「抱え込む」の意味

抱え込むとは、仕事などをたくさん引き受けること、両手や脇で荷物などを持つことです。

どちらの意味でも使います。

物理的に何かを持っている状況だけではなく、仕事など目に見えないものを持っているときにも使えるので、そこは特徴的でしょう。

意外と多くの場面で使う可能性がある言葉になるので、知っておいた方がいいです。

「しょい込む」の意味

しょい込むとは、迷惑なことを引き受けざるをえないような状況に追い込まれている状況のことです。

つまり、本当は嫌なことなのに、それをやらないといけない状況である、そういう立場であるというケースで使っていきます。

つまり、本音を言えば嫌であるというニュアンスが込められた言葉なので、そこを知っておく必要があります。

「抱え込む」と「しょい込む」の用法や用例

「仕事ができる人に仕事が多く集まるとは言うが、まさにあの人がそんな状況になっている。

能力が高いからこそ、仕事を抱え込んで苦労するというのは理不尽だよな。」

「これを本人に伝えるのは非常に酷だろう。

そんな役割を俺がやらないといけないとはかなり辛いよ。

本当に面倒な仕事をしょい込む状況になってしまったと言える。」

抱え込むとしょい込むは同じような意味を持っている

抱え込むとしょい込むは完全に意味が同じではありません。

しかし、同じような意味を持っていると評価できます。

どちらも自分としては迷惑な状況であるケースで使うことができます。

抱え込むは仕事などを大量に任せられる状況、しょい込むは嫌な任務などを断ることができない状況でそれぞれ使うので、似た意味と評価できるでしょう。

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