「国有」と「公有」の違い・意味と使い方・由来や例文

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国有は「国家がその財産として所有しているもののこと」。

所有者が国であると言えるものに対して、実際に国有という表現を使っていきます。

公有は「国家や公共団体が所有していると言えるもののこと」。

国家のみならず公共団体を含むので、都道府県や市町村なども含まれる状況です。

そこが国有との違いになると評価できるでしょう。

「国有」の意味

国有とは、国家がその財産として所有しているもののことです。

あくまでも国家が所有権を持っているケースで使います。

こういった状況に該当するものはいくつかありますが、非常に規模が大きいものが当てはまることが多いでしょう。

だから、国民にとって縁がないとは言えないものの、そういったものを個人が所有することはまず考えられないはずです。

「公有」の意味

公有とは、国家や公共団体が所有していると言えるもののことです。

所有者が公的な機関という意味であり、そういった存在が持っているものを公有と表現していきます。

国家だけではないので、そこが国有との違いになると言えるのです。

国有という表現はたまに見られますが、公有という表現はそんなに見聞きしません。

だから、そこに違いがあるでしょう。

「国有」と「公有」の用法や用例

「国はいろいろな建物を所有している。

多くの人たちが知っているような、超有名なものはたいていが国有じゃないかな。

そこに行ったことがある人も多いだろうけど。」

「国家や公共団体は国民が持っていないいろいろな所有物を持っている。

普通の人たちとは違うわけだから、当然と言えば当然だけど。

そういった公有のものは無数にあるだろうな。」

国有と公有は範囲がちょっと違う

国有と公有は似たような意味ではあるものの、ちょっと範囲が異なっています。

国有は国家が有している状況ですけど、公有は国家と公共団体が有している状況であるときに使っていく言葉になります。

したがって、両者はそういう部分で一応区別をすることができるのです。

知名度としては国有の方が高いので、そこは知っておくといいでしょう。

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