「末恐ろしい」と「末頼もしい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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末恐ろしいは「将来どうなることかと思いやられて、恐ろしく感じること」。

これはいい意味でも悪い意味でも使われる言葉です。

だから、そこは知っておく必要があります。

末頼もしいは「その人の将来の成長や発展が期待されること」。

こちらはいい意味で使っていく言葉です。

そこに違いがあるので、覚えておく必要があると言えます。

「末恐ろしい」の意味

末恐ろしいとは、将来どうなることかと思いやられて、恐ろしく感じることです。

これに関しては、いい意味でも悪い意味でも使える言葉です。

ものすごく有能な人物になるかもしれないという意味もあれば、とんでもない面倒な存在になるかもしれないという意味もあります。

どういう意味で使っているかは、その場のシチュエーションで判断すべきです。

「末頼もしい」の意味

末頼もしいとは、その人の将来の成長や発展が期待されることです。

こちらも特定の人が将来どうなるのかについて表現した言葉になりますが、こちらは基本的にいい意味で使っていく言葉になるでしょう。

そのため、まさに期待を込めて使う言葉になります。

しかし、末恐ろしいと比べると、言葉はマイナーと言えるので、そこは注意点です。

「末恐ろしい」と「末頼もしい」の用法や用例

「子供の時点でここまで値切ろうとするなんて、まさかという感じだよ。

将来的に大人になったときにはどんな感じになるのかな。

すごい細かい金額にこだわるようになっているのかもしれないし、末恐ろしい感じがするな。」

「この年齢でここまで勉強が好きという子供は珍しい。

今後どうなるのか非常に楽しみで、末頼もしい感じがするんだよな。」

末恐ろしいと末頼もしいは微妙に違いがある

末恐ろしいと末頼もしいは意味は多少なりとも似ていますが、両者は微妙に違います。

というのも、末恐ろしいはいい意味でも使えますけど、悪い意味でも使うことが可能です。

ただ、末頼もしいは基本的にいい意味で使っていく言葉になるので、そこは知っておく必要があるでしょう。

でも、末頼もしいという言い方はそんなにメジャーではないですが。

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