「国鳥」と「国蝶」の違い・意味と使い方・由来や例文

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国鳥は「日本を代表する鳥のこと」「キジ」と言い換えると分かりやすい。

国蝶は「日本を代表する蝶のこと」。

「オオムラサキ」と言い換えると分かりやすい。

世界では国鳥はあっても国蝶まである国は少ないとのことです。

そもそも国が法律で制定しているものではなく、民間の鳥類学会や日本昆虫学会が制定をしているものです。

「国鳥」はキジのこと

「国鳥」にキジが選ばれたのは、日本固有種で留鳥であること、昔から親しまれている鳥になり象徴的なものになっています。

世界では国が制定しているものや国民投票で決めることやない濃くもあります。

ちなみにアメリカは「ハクトウワシ」イギリスは「ヨーロッパコマドリ」中国は「タンチョウ」です。

それぞれの国柄が反映されていて興味深いものがあります。

「国蝶」はオオムラサキのこと

日本の「国蝶」はオオムラサキで大変に美しい姿から選ばれました。

愛好家の推薦で日本昆虫学会が制定しています。

ところが世界では「国蝶」まで決めている国は少なく、アメリカは渡蝶「オオカバマダラ」を「虫」の代表としているぐらいで他にはほとんどありません。

しかし、世界にはもっと美しく大きな蝶がたくさん存在をしているのですから「国蝶」を持たないことは不思議なことです。

「国鳥」や「国蝶」以外の動物や植物とは

「国鳥」と「国蝶」の他には「国花」や「国魚」「国獣」「国果」などがあります。

日本の「国花」は菊あるいは桜、「国魚」は錦鯉、「国果」は柿、ところが「国獣」は制定されていません。

変わったところで「国石」として翡翠があります。

アメリカはそれぞれ「ハクトウワシ」「オオカバマダラ」「サファイア」などですが日本の様にいろいろと決めている国は珍しいのです。

「国鳥」と「国蝶」とは

「国鳥」と「国蝶」は「こくちょう」という同音異義語ですから、聞く場合や質問する場合は気を付ける必要があります。

日本では「国鳥」はキジになり、「国蝶」はオオムラサキになります。

国を代表する動物や植物、鉱物は日本では決められていますが、世界では「国鳥」はあってもその他はあまりありません。

日本ではその他、「国魚」「国果」「国石」などがありますが「国獣」は決まっていません。

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