「湿気」と「湿り気」の違い・意味と使い方・由来や例文

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湿気は「空気や何らかのものが水分を多く含んでいる状況であること」。

空気が水分を含んでいる場合には、湿度を測ることでそれを実感できますけど、ものが水分を含んでいる場合には、必ずしもそれを実感できるとは限りません。

湿り気は「なんらかのものが濡れている状況のこと」。

こちらはものに対してのみ使うことが多いと言えるはずです。

「湿気」の意味

湿気とは、空気や何らかのものが水分を多く含んでいる状況であることです。

水分を含んでいるケースで使うため、割と多くの場面で使える言葉になるでしょう。

でも、湿気についてはたいていは空気中に水分が多く存在しているときに使われやすいです。

雨が多く降るような時期は、実際にこの湿気を感じやすく、湿度も上がるという状況になります。

「湿り気」の意味

湿り気とは、なんらかのものが濡れている状況のことです。

濡れているということは、要するに水分が入っている状態と評価できるでしょうから、湿気と同じような意味と評価できるはずです。

実際、意味の違いはほぼないですが、湿り気という言い方はそんなにメジャーではない状況でしょう。

そのため、頻繁に見聞きするとは言い難いです。

「湿気」と「湿り気」の用法や用例

「この季節はどうも湿気をいろいろな場面で感じるな。

雨が降りやすい時期だから、仕方ないということは言えるだろうけど。

この雰囲気が嫌いな人もいるんだろうな。」

「雨が降っている時期は洗濯物を外に干すことができない。

したがって、家の中に洋服などを干すわけだが、なかなか乾かない。

多くの衣類が湿り気がある状況なんだよ。」

湿気と湿り気の意味はほぼ変わらない

湿気と湿り気はともに何らかのものに関して水分を含んでいる、湿っている状況であるケースで使っていきます。

それぞれの意味はそんなに変わらない状況なので、意味としては区別をするのはかなり難しい状況であると評価できるのです。

でも、湿気はそこそこ有名ですが、湿り気はあまり聞きなれない言葉と言える可能性があるので、そこは違いになります。

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