謝るは「詫びること」。
「謝罪」と言い換えると分かりやすい。
誤るは「間違えること」。
「ミス」と言い換えると分かりやすい。
どちらの言葉も「あやまる」という同音意義語になります。
「誤る」から「謝る」が派生したと言われていますから、どちらの言葉も同じ語源を持つのです。
つまり、「誤ったから謝る」ということです。
「謝る」は詫びること
「謝る」は「誤る」という言葉と同じ音になりますが、語源が同じためなのです。
なぜ謝るのかと言えば「間違えたため謝罪をしたこと」から、「あやまる」と同じ発音になったものです。
「何度も謝ったのに許してはもらえなかった」「悪いと思ったら謝りなさい」「これから謝りに伺います」「それでは誤ったことにならない」などと使います。
「誤る」は間違えること
「誤る」は間違えてしまうことです。
普通、謝ることをするのですが、そこから「誤る」は「謝る」に派生したと言われています。
「誤ることは間違えること」「道を誤り、迷子になった」「人の行くべき道を誤り、悪事に走った」「それは誤りです」「検算したら誤りに気が付いた」「やり方を誤る」「回数を誤ってしまった」などと使います。
「謝る」と「誤る」は同音意義語で語源が同じ
「謝る」は「誤る」から派生しています。
だから「あやまる」と同音なのです。
しかし、「あやまる」の語原は諸説ありハッキリしません。
ちなみに「謬る」も間違えることで「誤る」と同じ意味になります。
「誤謬」と使います。
「誤る」から「謝る」が派生したのは室町時代ごろと言われています。
「物事を誤ったため、詫びたことが、謝るとなった」ということです。
「謝る」と「誤る」とは
「謝る」と「誤る」は「あやまる」と読み同音異義語ですが、語源は同じで、「謝る」は「誤る」から派生した言葉となります。
「謝る」は間違えたので詫びることです。
「謝罪・深謝」などの言葉があります。
「誤る」は「謝る」の語原です。
「判断を間違えること、ミスをすること」などの意味になります。
「誤ったので謝った」になります。