「強がり」と「虚勢」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

強がりは「実際以上に強いと思わせること。」

「虚勢」と言い換えると分かりやすい。

虚勢は「空威張りをすること」。

「空威張り」と言い換えると分かりやすい。

「強がり」は実際には弱い人間なのに表面的に強いことを言うことです。

「虚勢」も実際の実力はないのにあるような態度をすることです。

どちらの言葉も表面では実力の持ち主の様に言うことですが、内実はお粗末なことを言います。

「強がり」は平気だとこと

「強がり」の人の口癖は「平気だ」ということです。

弱い人ほど「平気だ」と言います。

例えば子供が「夜墓場に行くことなどは平気だよ」と言えば内心は「恐ろしくて仕方がない」のです。

大人でも出来もしないことを行い、結果失敗をすることです。

「強がり」は一般的に強気な子供が良く行う言動になります。

「強気は強い」訳ではありませんし「弱気は弱い」訳でもありません。

むしろ逆のこともあります。

「虚勢」は出来ないことをすること

「虚勢」は自分にはまず出来ないと思われることを、あえて出来ると公言することで「虚勢を張る」と使います。

実際、行い失敗をするのですが、「その努力は買う」と言われるのが落ちです。

本当は弱い自分を悟られないように空威張りをすることです。

周囲は弱い自分を見抜いているので、それが「虚勢を張っている」ことなのだと分かるのです。

「強がり」は「虚勢を張る」と同じこと

「強がり」も「虚勢を張る」も同じことを言っています。

例えば、バンジージャンプや空中ダイビングなどは普通恐ろしくてやらないものです。

しかし、「強がりや虚勢」をいつも張る癖がある人は、周囲に挑戦してみればと言われます。

実際に行う段になり、尻込みをしてしまいます。

本当に意志の強い人はそのようなことも平気なのです。

「強がり」と「虚勢」とは

「強がり」は必要以上に自分を強く見せることで、子供が良く行う言動です。

子供は基本的に弱いものになりますから、弱いものが強いと言っていることで、内実の伴わないことを言います。

「虚勢」は「虚勢を張る」と使い、実力以上に見せることを言います。

「子供の強がりは良くあること」「パワハラは大声を出し恫喝をするが、虚勢を張っているに違いない」などと使います。

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