「金物」と「金目の物」の違い・意味と使い方・由来や例文

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金物は「金属製の器具のこと」。

金属が使われたものであれば、たいていのものが当てはまると言えます。

日常生活で使うものについても多く該当するはずです。

金目の物は「高価なもののこと、売れば大金が手に入るもののこと」。

金目の物については、窃盗や強盗などの場面で見聞きしやすく、優先的に盗む、奪う対象になりやすい存在と言えます。

「金物」の意味

金物とは、金属製の器具のことです。

非常に漠然としていますが、金属が使われている何らかの製品であれば金物と呼ぶことが可能でしょう。

こういう表現は聞いたことがある人は多くいるはずです。

しかし、実際に自分で使ったことがある人は多くないでしょう。

表現としてはそこそこメジャーでも、実際に使う機会があるかというと微妙なのです。

「金目の物」の意味

金目の物とは、高価なもののこと、売れば大金が手に入るもののことです。

基本的には金銭的価値が高いものであり、たいていは強盗や窃盗などの犯罪に際して使われます。

金目の物を優先的に探して、それを盗む傾向が実際にあり、そのようなシーンで見聞きしやすい言葉であると言えるでしょう。

でも、それ以外ではほぼ見聞きしない表現になります。

「金物」と「金目の物」の用法や用例

「この会社は主に金物を作っている。

そんなに大きい規模ではないが、創業以来すでに数十年が経過しているから、それなりに長く続いている会社であると言えるだろう。」

「金目の物を家に置いておくと、泥棒に入られたときに盗まれる可能性がある。

したがって、できるだけそういうものは置かない方がいいのではないかと思うんだ。」

金物と金目の物は意味が異なっている

金物と金目の物は表現としては似ているように見えるかもしれませんが、それぞれの意味は明らかに異なっています。

金物は金属で作られたものという意味ですけど、金目のものは金銭的価値があるものという意味で、売ればそれなりのお金が手に入る可能性が高いです。

意味において違いがあるので、区別することは容易であると思われます。

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