気合は「精神を集中させたうえで、物事に当たるときの気持ちのこと」。
気合を入れるなどの表現は有名ですが、集中しないといけないときにそれを実現させるための覚悟のようなものでしょう。
気迫は「他人に対して力強く働きかける精神力のこと」。
相手からすれば、圧倒されるような感覚になりやすく、そういう部分で大きな影響を感じられる状況です。
「気合」の意味
気合とは、精神を集中させたうえで、物事に当たるときの気持ちのことです。
特定の物事に当たるときに、集中する必要があると言えますが、そのときの意識というか、気持ちを表現したのが気合に当たります。
気合という表現は多くが知っているものになりますし、多くが実際にそれを意識したことがあるのではないかと思われるのです。
「気迫」の意味
気迫とは、他人に対して力強く働きかける精神力のことです。
他人を圧倒させるような、そういった精神力に対して使うことが多いです。
したがって、その人は何らかの影響を受けている状況と言えるでしょう。
気迫を感じることで、無意識のうちに萎縮しているという状況もあるでしょうから、気迫の効果はそれなりに存在しているはずです。
「気合」と「気迫」の用法や用例
「今日の仕事は絶対に失敗ができないから、きちんと気合を入れていこう。
そうしないとうっかりミスをやらかしそうな気がするから。
ここは絶対に注意しないといけない。」
「あの選手の気迫はとてつもない。
この試合にかけている意気込みが伝わってくるよ。
俺自身もあの気迫には圧倒されそうになるから、相当なものだと思う。」
気合と気迫はともに精神状態を表す言葉
気合と気迫は特定の精神状態を表すときに使う言葉になります。
たいていは特別な瞬間を目の前にして、いつも以上に集中すべきと言えるようなケースで使用することになるでしょう。
意味は全く同じとは言い難いものの、そこまで大きな違いはないので、同様のシーンで使うこともできるかもしれません。
でも、気合は自分に対して使うことが多いですが、気迫は他人に対して使うことが多いです。