「潜り抜ける」と「すり抜ける」の違い・意味と使い方・由来や例文

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潜り抜けるは「ものの下やすき間などを通って向こう側へ出ること」。

なんとか通れるようなスペースを探して、苦労しながら特定の場所に出るようなケースで使っていく言葉になります。

すり抜けるは「狭いと感じられる場所をかろうじて通ること」。

通れるかどうか分からない場所をなんとか通ろうとする際に使う言葉になるのです。

「潜り抜ける」の意味

潜り抜けるとは、ものの下やすき間などを通って向こう側へ出ることです。

かなり狭いと言えるようなスペースを通りながら、なんとか向こう側に行こうとするようなシーンで使っていきます。

したがって、こういう言葉を使うときには、苦労しながらという部分が少なからず含まれていると言えるでしょう。

そこが特徴的な言葉になります。

「すり抜ける」の意味

すり抜けるとは、狭いと感じられる場所をかろうじて通ることです。

こちらも狭いスペースを通っていくときに使い、苦労しながらなんとか通り抜ける状況があるので、潜り抜けると同じような意味と言えるでしょう。

意味に関して、違いは特にないと言えるのではないかと思われます。

区別するのが難しいと感じる言葉になるはずです。

「潜り抜ける」と「すり抜ける」の用法や用例

「この狭い隙間を潜り抜けるのは大変だが、なんとかして外に出ないとな。

そうしないといつまた地震がやってくるか分からない。

今度やってきたときにはおしまいかもしれない。」

「こういう狭いスペースをすり抜けるためには、俺みたいな痩せた人間の方が向いている。

ガリガリな体型は悩みではあったものの、こういうときには有利なものだ。」

潜り抜けるとすり抜けるは同じような意味

潜り抜けるとすり抜けるはどちらも狭いスペースをなんとか通り抜けようとする意味で使っていきます。

そのため、両者はそこまで意味が変わりません。

ほぼ同じ意味として使うことができるでしょう。

使用頻度の部分でも差は特にないと思われるため、潜り抜けるとすり抜けるは基本的には区別することはかなり厳しいと思っておくべきでしょう。

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