本道は「中心となるような大きな道路のこと」。
どのくらいの大きさの道路が該当するのかに関しては、どうしても主観的な判断になりますが、意味は理解しやすいはずです。
街道は「日本における古くから存在する陸上をつなぐ交通路のこと」。
一般的には人が多く集まるような場所に存在することが多く、中心となるような道路に対して使われます。
「本道」の意味
本道とは、中心となるような大きな道路のことです。
特定の地域において、中心となるような大きな道路を表すときに使います。
本道のような存在は、都会であればいくつも見つかる可能性があるでしょう。
逆に田舎に行くと、こういう道路は多くなく、見つけるのに苦労する可能性もありそうです。
地域差が顕著になりそうな言葉と言えます。
「街道」の意味
街道とは、日本における古くから存在する陸上をつなぐ交通路のことです。
いろいろな場所において使えそうな言葉ではあるものの、基本的には集落などの人が多く存在する地域に限定される言い方です。
したがって、それぞれの地域における中心となる道路という言い方ができるので、そこは非常に大きなポイントになってくるでしょう。
「本道」と「街道」の用法や用例
「ここはこのエリアの本道と言えるような存在で交通量が非常に多い。
時間帯によっては車がよく通っているから、きちんと注意をしたうえでと歩いた方がいいな。」
「集落においては街道は不可欠な存在だ。
多くの人たちにとってそういったものがないと物資を調達したりするのが大変だからね。
そういう意味では、私たちにとって大きな存在だよ。」
本道と街道は同じような存在と言える
本道と街道については割と似たような存在であると評価できます。
これらはそれぞれの地域における主要な道路といった位置づけであり、意味はそこまで変わらない状況なのです。
だから、使用する場面に関してもそこまで差がない状況になるでしょう。
でも、一般的には街道の方が有名な表現なので、こちらが使われる可能性の方が高いと思われます。