お預けは「何らかの約束はしたものの、その実行はいまだにされていない状況であること」。
つまり、約束の実行が留保されていると言え、実際に行われるのはいつなのか気になる状況です。
据え置きは「人やものを特定の場所に留めておくこと、値段などをそのままの状態にしておくこと」。
どちらの意味でも使いますが、後者の方が有名な使い方かもしれません。
「お預け」の意味
お預けとは、何らかの約束はしたものの、その実行はいまだにされていない状況であることです。
その約束がいつ果たされるのか、待たされる側は非常にもどかしい感覚になっているでしょう。
お預けという言葉はそこそこ使われるもので、実際に聞いたことがある人は多いはずです。
意地悪でそういうことをやる人もいますから、経験者は多いかもしれないです。
「据え置き」の意味
据え置きとは、人やものを特定の場所に留めておくこと、値段などをそのままの状態にしておくことです。
いろいろな場面で使われる可能性があるものの、値段をそのままにしておくという意味は割とメジャーです。
据え置き価格という言い方がされるケースが実際にあり、今までと同じような金額になっている場面で使うことになります。
「お預け」と「据え置き」の用法や用例
「せっかくゲームを買ってもらう約束をしたのに、夏休みの宿題を終わらせるまではお預けにされてしまった。
これを終わらせないと買ってもらえないなんて聞いてないよ。」
「これは人気爆発中の商品ではあるが、値段は相変わらずという状況だ。
据え置き価格なのは嬉しいけど、そのおかげで多くの人たちが買えてしまい、なかなか手に入らない状況だよ。」
お預けと据え置きは意味がやや異なっている
お預けは以前にした約束がいまだに実行されていないケースで使いますが、お預けは人やものを特定の場所に放置すること、値段などが以前のままの状況となっているケースで使います。
両者はニュアンスとしては似ている面がありますけど、意味は同じではありませんし、使用する場面にも違いがあると言えます。
そこは覚えておくといいでしょう。