水夫は「船を操る人間のこと、船乗りのこと」。
単純に船の操縦をする人という意味もありますけど、職業として船に乗っている人も含む表現です。
船乗りは「船中で働くため船に乗り込む人のこと」。
水夫の後者の意味とほぼ同じと言えるでしょう。
でも、水夫よりは船乗りの方が有名な言葉と言える可能性が高いのではないかと思われます。
「水夫」の意味
水夫とは、船を操る人間のこと、船乗りのことです。
基本的には船に乗って仕事をする人たちを指す言葉ですが、特に操縦を担当する人間を指すことが多いでしょう。
したがって、船に乗る人たち全員を指すわけではないはずです。
水夫という言葉は聞いたことがある人はそれなりにいそうですけど、一般的にはそんなに有名ではないでしょう。
「船乗り」の意味
船乗りとは、船中で働くため船に乗り込む人のことです。
船に乗って働く人という意味では水夫と同じですが、こちらは船の操縦を担当するという意味はないので、そこは違いになるでしょう。
基本的には船に乗って仕事をしていれば、船乗りという言い方ができるはずです。
一般的には水夫よりも、船乗りの方がよく使われる表現になるでしょう。
「水夫」と「船乗り」の用法や用例
「水夫というのは、船に乗っている人間の中で1番重要と言える可能性がある。
やはり操縦を担当するわけだから、責任は重大となるだろう。
しっかりと仕事を全うすることが期待される。」
「船乗りは常に船に乗っているような状況で、それが日常だから、船が第二の家みたいなところはあるんだろうな。
私たちとは違う感覚と言えるのだろう。」
水夫と船乗りはほぼ同じ意味の言葉
水夫と船乗りについては意味はほぼ変わりません。
ともに船に乗って仕事をする人という意味で使われています。
ただ、水夫は主に操縦を担当する人間に対して使っていく言葉です。
だから、そういう部分は特徴的でしょう。
船乗りにはそういう条件は特にありませんから、水夫と船乗りはそういった点において区別をしていくといいと思います。