異聞は「珍しい話のこと、変わった噂のこと」。
滅多に聞くことができないような話に対して使っていく言葉です。
珍しいと感じる部分があれば、使うことができます。
奇聞は「不思議な話のこと、珍しい噂のこと」。
珍しいという部分があるため、異聞に似ている言葉になります。
でも、不思議に感じられる話に対しても使う言葉なのです。
「異聞」の意味
異聞とは、珍しい話のこと、変わった噂のことです。
珍しい話ということで、滅多に聞くことができない内容のものに対して使うことができます。
そういう話を誰かから聞くことはあるはずですが、異聞という言葉で表現する機会は多くないでしょう。
そこまで有名な言い方ではないので、どうしても馴染みは感じづらい人が多いはずです。
「奇聞」の意味
奇聞とは、不思議な話のこと、珍しい噂のことです。
珍しいという意味もありますが、不思議という意味もあるので、そこは覚えておかないといけません。
でも、全体的には意味は似ている状況なので、区別はしづらいでしょう。
異聞と奇聞については知名度も大差ない状況だと思われますから、使用頻度という点でも差はありません。
「異聞」と「奇聞」の用法や用例
「世の中にはいろいろな異聞がある。
そういったものを聞くと、たまに驚くこともあるんだ。
本当に世の中は広いなということをかなり実感する状況となるから。」
「奇聞と言える話の中には、かなり不思議なものもあって、それが本当に起きたのかと疑ってしまうケースもある。
もしかしたら作り話なんじゃないかと思えるんだよ。」
異聞と奇聞は基本的に同じ意味
異聞と奇聞はともに珍しい、変わった話という意味を持った言葉です。
基本的に意味は同じであり、違いを見つけることは厳しいと言えるはずです。
だから、これらの言葉は同じ意味であると思っておきましょう。
そして、実際にそういうシーンに遭遇したときには、どちらを使っても構わないと言え、そこは知っておくといいと思われます。