「息苦しい」と「息詰まる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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息苦しいは「呼吸をするのが苦しいと感じる状況のこと」。

そういう感覚があるときに使いますが、そういう感覚がないときでも比喩として使う場合もあります。

息詰まるは「息を止めてしまいそうになるほどに緊張感を覚える状況のこと」。

これは本当に息が詰まるわけではなく、比喩として用いられることが多い言葉になると言えます。

「息苦しい」の意味

息苦しいとは、呼吸をするのが苦しいと感じる状況のことです。

呼吸が苦しいという感覚そのものに対して使うので、意味はそのままであると言えるでしょう。

でも、単純にそういう状況においてのみ使用するとは限らず、場の雰囲気などに関して窮屈さを感じるケースでも使うことがあります。

だから、そこは知っておくといいでしょう。

「息詰まる」の意味

息詰まるとは、息を止めてしまいそうになるほどに緊張感を覚える状況のことです。

息を止めてしまいそうな感覚というのは滅多に感じられるものではないですけど、よほど緊張感が強いときにはそういう感覚になる可能性があります。

だから、こういう息詰まるような状況は少なからず多くが経験していると言えるかもしれないのです。

「息苦しい」と「息詰まる」の用法や用例

「こういうすごい人たちばかりが集まる場所に来ると、かなり息苦しい感じがする。

どうも自分は場違いなんじゃないかと思えてくる気がしてくるんだよな。」

「今日の試合はまさに息詰まる展開で、常に目が離せないな。

ここまで緊張感を覚えることができる試合はいつぶりだろう。

かなり幸せな瞬間に立ち会えている気分になるだろう。」

息苦しいと息詰まるは感覚としては似ている

息苦しいと息詰まるは感覚としてはかなり似ています。

ともに息が止まるような、そういう感覚を覚えるケースで使っていくのです。

しかし、息詰まるに関しては結局は緊張感を覚えるような場面という言い方もできるので、使用するシーンは全く同じではありません。

そういう微妙な違いがあるという点は覚えておいた方がいいでしょう。

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