「異論」と「異存」の違い・意味と使い方・由来や例文

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異論は「他人とは違った意見などのこと」。

他人の意見に納得していないときに、自分の意見を主張する際にこういう言葉を使うことが多いです。

異存は「特定の考えに対しての反対の考えのこと」。

他人とは違う意見という言い方もできるため、異論に近い意味になります。

異論と同じくらいの頻度で使うと評価できると思われるのです。

「異論」の意味

異論とは、他人とは違った意見などのことです。

特定の人が出した意見に反対の意見を述べるようなシーンで使います。

異論が出るといった使い方をしていくので、そこは覚えておきましょう。

この異論という言葉はかなり有名であり、多くが知っているはずですし、使っている人を見たことがあるのではないかと思われます。

自分で使うシーンもあるかもしれません。

「異存」の意味

異存とは、特定の考えに対しての反対の考えのことです。

他人の意見とは反対の意見という意味なので、異存に似ているとは言えるものの、全く同じではありません。

異論は他人とは違う意見を表す言葉ですから、必ずしも反対の意味になるとは言えないのです。

でも、異存に関しても有名な言葉ですから、知っている人は多くいると思われます。

「異論」と「異存」の用法や用例

「今回は異論が多く登場するな。

それだけいろいろな考え方ができるということだろう。

たくさん意見が出た中で、どれが最も望ましいかを決めるのは大変な作業になりそうだ。」

「この意見で決まるかと思ったが、まさか異存が出てくるとは思わなかった。

ただ、反対意見が出てきたことで、きちんとこちらも精査しないといけない状況にはなったが。」

異論と異存は同じような意味と言える

異論と異存は表記それ自体も割と似ている状況ですけど、意味もかなり似ています。

どちらも特定の考えとは違う考えといった意味で使っていくのです。

ただ、異存については反対の考えになるので、元の考えを否定するものと言えるでしょう。

そういう意味では、やや異なった面があるということです。

でも、異論も反対の意見として使うこともできます。

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