「担保」と「保証」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

担保は「借金のかたのこと」。

「抵当」と言い換えると分かりやすい。

保証は「大丈夫と請け負うこと」。

「太鼓判」と言い換えると分かりやすい。

「担保」は借入金を行う場合、差し入れる「かた、抵当」のことです。

借入金が遅滞なく返済されるまで法的に保証するためのものになります。

転じて「担保する」と使う場合は「裏付けあること、保証する」という意味になります。

「担保しない、担保できない」と言う場合は、「保証できないこと」になります。

「担保」は保証すること

「担保」は借入金、借金などのかたに差し入れるもののことです。

法律的には「抵当権の設定」を行います。

「担」は「引き受ける」という意味があり「担保」は「引き受け保つ」となります。

「保証」をすることになります。

「担保する」は「保証する、請け負う」などのこと、「事実が担保できない」は「事実との確認ができない」ということになります。

「保証」は請け負うこと

「保証」は何かを間違いなく履行することを約束することです。

家電製品につく「保証期間」はそれまでに故障が起きた場合は、只で修理を行うと約束することです。

「大手メーカーには品質保証部がある」「保険とはすべて何かを保証することだ」「借金に連帯保証人を立てる」「この人の人柄は私が保証する」「本当に保証ができるのか」などと使います。

「担保」は「保証」

「保証する」は「担保する」と同じことになります。

「担保できない」は「保証できない」ということになります。

つまり「担保」は「保証」という意味があります。

「担保を設定したので、これで万一返済が滞った時の保証ができます」「公式ホームページの記載は内容が担保できるものだ」「広告は本当かどうか担保できないものだ」などと使います。

「担保」と「保証」とは

「担保」は借金のかたのことで、差し入れ、抵当などとも言います。

万一の場合の「保証」をするものです。

その意味から「担保する、担保できない」などの言葉は「保証する、保証できない」という意味で使います。

「保証」は大丈夫であることを請け負うことです。

「保証期間」「連帯保証人」「保険は保証だ」などと使います。

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