「取っ掛かり」と「足掛かり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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取っ掛かりは「何らかの物事を始めるときの手掛かりやきっかけのこと」。

取っ掛かりがないと、物事を始めることはできません。

そのときの手掛かりやきっかけを指す言葉と言えます。

足掛かりは「高いところへ登るときに足を掛けて助けとするもののこと」。

本来はこういう意味ですけど、実際は物事に取り掛かるときのヒントのような意味で持つ買っていきます。

「取っ掛かり」の意味

取っ掛かりとは、何らかの物事を始めるときの手掛かりやきっかけのことです。

特定の物事を始める際には、そのためのきっかけなどが必要ですが、それ自体を取っ掛かりと表現することがあります。

きっかけという言い方がかなり有名なので、わざわざそれ以外の表現を使うケースはあまり多くないです。

しかし、取っ掛かりという言い方もたまには聞くので、きちんと覚えておきましょう。

「足掛かり」の意味

足掛かりとは、高いところへ登るときに足を掛けて助けとするもののことです。

一般的には登山において使用しますが、物事を始める際のきっかけという意味で使うこともあります。

したがって、取っ掛かりと同じような意味で使うことができるのです。

足掛かりという言葉はそこそこ有名で、取っ掛かりと同じくらいに使われる可能性がある表現になるでしょう。

「取っ掛かり」と「足掛かり」の用法や用例

「この事件は本当に難解だ。

どこから調べていけばいいのか、全く分からない。

何かしらの取っ掛かりがあればいいのだが、今はそれすら見つからない状況だ。」

「この問題はいろいろなアプローチの仕方ができそうだ。

つまり、足掛かりとして複数の部分があるので、どこを最初に解いていくかが重要になってくると思うんだよね。」

取っ掛かりと足掛かりは同じような意味

取っ掛かりと足掛かりはともに何らかの物事におけるきっかけや始めるポイントという意味があります。

したがって、これらの言葉は意味に関しては同じであると評価できるのです。

ただ、足掛かりに関しては、一応登山をするときに使用する言葉にもなるので、そういうシーンでも使っていく可能性がある点は理解しておくといいと思われます。

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