「虚静恬淡」と「無欲恬淡」の違い・意味と使い方・由来や例文

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虚静恬淡は「心静かでわだかまりがなく、さっぱりしている状況であること」。

人の性格面について言及する際に使用される可能性が高い言葉です。

さっぱりしているという点が特徴です。

無欲恬淡は「心に欲望がなくてあっさりしている状況であること」。

こちらもあっさりという部分があるため、虚静恬淡と似ている性格を表していると評価できるでしょう。

「虚静恬淡」の意味

虚静恬淡とは、心静かでわだかまりがなく、さっぱりしている状況であることです。

人の性格などに対して使っていく言葉ですけど、さっぱりしているという点は大きな部分と言えます。

そういう性格の人は実際にいるため、割と身近に感じやすい人もいるでしょう。

でも、心静かでわだかまりがないという部分もありますから、そこに関しても覚えておきましょう。

「無欲恬淡」の意味

無欲恬淡とは、心に欲望がなくてあっさりしている状況であることです。

あっさりしているという部分はさっぱりしているにやや似ている表現であるため、虚静恬淡に似ている意味と言えると思われます。

でも、こちらは欲望がないという意味が含まれているので、そこは大きな特徴であると評価できるはずです。

何かを求めるような気持ちが大してないときに使用していきましょう。

「虚静恬淡」と「無欲恬淡」の用法や用例

「あの人は虚静恬淡な人柄に見えるよね。

全体的にさっぱりしている感じで、いつ見ても物静かな雰囲気に感じられる。

それがいいか悪いかは分からないけど。」

「欲望があまりない状況となると、傍から見るとあっさりしているように感じられるみたいだね。

でも、そういう無欲恬淡と言えるような状況は現実ではあまり観察できないけど。」

虚静恬淡と無欲恬淡は同じような光景に見えやすい

虚静恬淡と無欲恬淡は人柄などを表す言葉と言え、それぞれ性格的にさっぱりしている、あっさりしているという状況になっています。

したがって、両者の意味は結構似ていると言えるでしょう。

でも、虚静恬淡は心静かでわだかまりがないという部分があり、無欲恬淡は欲望がないという部分があるので、一応の違いはあると評価できます。

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