あてずっぽうは「はっきりした根拠もなく、いい加減に推しはかること」。
かなり有名な言葉です。
多くの人たちが会話の中などで使ったことがある言葉になると思われます。
当て推量は「確かな根拠もない状態で、自分勝手に推測をしていくこと」。
根拠もなしに推測をするのは難しいかもしれませんが、自分の都合のいいように考える傾向があるのです。
「あてずっぽう」の意味
あてずっぽうとは、はっきりした根拠もなく、いい加減に推しはかることです。
適当に、勘で何かを推測しているようなシーンで使います。
あてずっぽうという言葉はそういう行為をする相手を批判するときに使われるのです。
したがって、自身で使うようなことは通常ありません。
かなり有名な表現と言え、多くが知っている言葉になるのではないかと思われます。
「当て推量」の意味
当て推量とは、確かな根拠もない状態で、自分勝手に推測をしていくことです。
根拠がなく推測をしていくという点はあてずっぽうと全く同じであり、意味は一緒であると評価できるでしょう。
しかし、一般的にはあてずっぽうの方が有名であり、当て推量という言い方をする人はあまり多くありません。
そこは大きな違いになります。
「あてずっぽう」と「当て推量」の用法や用例
「あてずっぽうで人を犯人扱いするのはやめてほしいな。
ちゃんと証拠があるならともかく、何の証拠もなしに何でそんな決めつけをしたがるんだ。
なんか怪しいな。」
「この場で当て推量をしたところで何の意味もない。
きちんと何かしらの根拠が見つかるまで、想像で結論を出すのはやめたほうがいい。
議論は今度また行うことにしよう。」
あてずっぽうと当て推量はかなり意味が似ている
あてずっぽうと当て推量については、意味はかなり似ている状況と言えるでしょう。
両方ともこれといった根拠がない状況で、何らかの推測をするという意味の言葉になります。
したがって、適当な結論を導き出すようなシーンで使っていく言葉になるのです。
そのため、両者のような行為をすると、それに対して批判が飛んでくることがあります。