「悪名」と「悪声」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

悪名は「世間に存在する悪い評判のこと。」

世間に漂っている悪い評判のことで、多くの人たちが同じような悪い印象を持っているときに使います。

したがって、一部の人たちが抱いているときには使いません。

悪声は「嫌な声のこと、悪い評判のこと」。

嫌な声という意味もありますけど、悪い評判という意味もあるため、悪名と同じような言葉になります。

「悪名」の意味

悪名とは、世間に存在する悪い評判のことです。

特定の人などに関して、どちらかと言えば悪い評判があったときに使います。

悪名高いなどの言い方が実際にありますけど、悪く言われることが多いと言える人物などに対して使っていくのです。

割とそのままの意味なので、理解しやすい人が多いでしょうし、意味を知っている人は多くいると思われます。

「悪声」の意味

悪声とは、嫌な声のこと、悪い評判のことです。

前者の意味で使われることは稀で、基本的には後者の意味で使用されることになるでしょう。

だから、悪声については悪名とほとんど同じ意味という扱いになるはずです。

でも、悪名と比べると、悪声については知名度が低いと評価できます。

そのため、これが使われる機会はかなり少ないでしょう。

「悪名」と「悪声」の用法や用例

「悪名しか聞かないような人もいるが、そういう人であっても知名度は高いわけだから、それを利用して何かしら仕事をすることもできるのだろう。」

「世の中では悪声が高い人もいるけど、それはデメリットばかりではない。

全くの無名よりは悪い意味でも有名な方がいい場合もあるからな。

ものは捉えようと言えるんじゃないかな。」

悪名と悪声は同じような意味と言える

悪名と悪声については、意味は特に変わりません。

どちらも悪い評判という意味で使うことができるので、そこまで意味は変わらない状況であると言えるでしょう。

ただ、悪声については嫌な声という意味でも使うことができますから、そういう部分も一応知っておきましょう。

つまり、両者は全く同じ意味ではなく、わずかに違いはあるということです。

最新の記事はこちらから