「以心伝心」と「拈華微笑」の違い・意味と使い方・由来や例文

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以心伝心は「言葉を用いずに、人の心から別の人の心へと何かを伝えること」。

超能力のような概念ではありますが、こういったことができる場合もあるとされています。

拈華微笑は「言葉を使わず、心から心へ伝えること」。

意味は以心伝心と同じですけど、元々は禅宗で使用される言葉と言え、仏教用語という言い方ができます。

そのため、日常生活ではそんなに多用されません。

「以心伝心」の意味

以心伝心とは、言葉を用いずに、人の心から別の人の心へと何かを伝えることです。

言葉を使わないで気持ちなどを伝えるということは通常は難しいですが、それが全く不可能とは言い切れません。

実際、それができるような人もいて、そういったときに以心伝心という言葉が実際に使われている状況となっています。

たまに見聞きしやすいと言えるでしょう。

「拈華微笑」の意味

拈華微笑とは、言葉を使わず、心から心へ伝えることです。

こういった意味であるため、以心伝心と意味は大して変わらないでしょう。

ただ、これについては禅宗において使用されている言葉のため、多くの人たちは知らないでしょうし、馴染みを感じづらいと思われます。

したがって、使用頻度はどうしても低く、以心伝心と比べるとそういった部分で違いがあるのです。

「以心伝心」と「拈華微笑」の用法や用例

「以心伝心ができるというのは本当にすごい。

言葉を使わずにお互いの意思が理解できるわけだから。

まるで超能力を見ているかのような光景に感じられる。」

「拈華微笑は本当に可能なのだろうか。

そういった経験をしたことがないから俺にはよく分からない。

でも、実際にそれを実感したことがある人も世の中にはいるんだろうからな。」

以心伝心と拈華微笑は意味はほぼ変わらない

以心伝心と拈華微笑はともに心を使ってコミュニケーションをとるような状況であり、言葉を使わないで意思疎通ができる状況と評価できます。

そのため、両者は意味はほぼ変わらないと言えるのです。

でも、以心伝心はかなり有名な表現ですが、拈華微笑は日常的にはほぼ使われませんし、知らない人が多いでしょう。

そこに違いがあります。

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