「意気阻喪」と「士気阻喪」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

意気阻喪は「意気込みがくじけて弱ること、やる気がなくなってしまう状況であること」。

何らかの行動を起こすための意気込みややる気が消えてしまうといったシーンで使っていくのです。

士気阻喪は「集団全員の熱意ややる気が削がれて、勢いがなくなってしまう状況であること」。

こちらも意気込みややる気が消えてしまう状況なので、意気阻喪と意味はかなり似ています。

「意気阻喪」の意味

意気阻喪とは、意気込みがくじけて弱ること、やる気がなくなってしまう状況であることです。

何らかの原因により、それまで存在していたやる気などが消えてしまう状況で使っていきます。

やる気がなくなってしまうために、特定の行動を実行することが不可能になってしまうこともあるでしょう。

こういったことは現実においても十分に起きうると言え、日常生活でも使用しやすい表現です。

「士気阻喪」の意味

士気阻喪とは、集団全員の熱意ややる気が削がれて、勢いがなくなってしまう状況であることです。

状況としては意気阻喪に似ています。

でも、こちらは集団のやる気が削がれるようなシーンで使っていくので、そこは大きなポイントです。

個人ではなく、集団じゃないと使うことができませんから、複数人がいるような場面で使用する状況が想定されていると言えるでしょう。

「意気阻喪」と「士気阻喪」の用法や用例

「今までは絶対に成功すると思っていたが、急に不安になってきたな。

どうも意気阻喪の状況に陥ってしまい、モチベーションを保つのが難しくなってしまったんだよ。」

「このままではマズイな。

今のような士気阻喪の状況が続くとなれば、うちのチームはずっと連敗街道の状況になってしまうだろう。

なんとか選手のやる気を高めないと。」

意気阻喪と士気阻喪は微妙に意味が違う

意気阻喪と士気阻喪についてはだいたいは同じ意味です。

どちらもやる気を失ってしまうようなケースで使っていきますから。

でも、意気阻喪は個人に対して使うことが多いですが、士気阻喪に関しては基本的に集団に対して使っていきます。

だから、両者はそういう部分で違いを見つけることができるので、覚えておくといいと思われます。

最新の記事はこちらから