「往生際」と「引き際」の違い・意味と使い方・由来や例文

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往生際は「死ぬ瞬間のこと、諦める必要性が出てきた状況のこと」。

こういった意味で使っていきますけど、どちらかと言えば後者の意味の方が使用されやすいでしょう。

引き際は「それまでの地位や立場などから退くときの時期や身の処し方のこと」。

一般的には引き際がいい、悪いといった使い方をしていくと評価できるでしょう。

スポーツなどで見聞きしやすい言葉です。

「往生際」の意味

往生際とは、死ぬ瞬間のこと、諦める必要性が出てきた状況のことです。

一般的には後者の意味で使われる言葉であり、諦めが悪いという意味になります。

すぐにでも諦めるべきというシーンにおいて、なかなか諦めようとしない人に対して使っていきます。

かなり有名な表現であるため、誰もが知っているはずですし、いろいろなシーンで聞かれる言葉になります。

「引き際」の意味

引き際とは、それまでの地位や立場などから退くときの時期や身の処し方のことです。

意味としては往生際に近い部分もありますけど、全く同じとは言い切れないです。

引き際についてはスポーツなどにおいてよく見られる言葉と言えるでしょう。

どのタイミングで引退をするかといった部分で使われることが多く、引き際について一般人が評価するような状況があります。

「往生際」と「引き際」の用法や用例

「あいつは常に往生際が悪いな。

すぐに諦めることをしないから、無駄にお金がかかってしょうがない。

効率的にやっていくためには諦めも肝心だという事実を知らないといけないだろう。」

「スポーツ選手における引き際に関してはいろいろなケースがある。

代表的なのは、クビになるまで現役をひたすら続けるパターンと余力を残してスパッと辞めるパターンだ。」

往生際と引き際はやや意味が似ている

往生際と引き際に関しては意味が多少なりとも似ている状況と評価できるでしょう。

往生際は単純に諦めが悪いという意味で使っていきますけど、引き際は辞めるタイミングなどの意味で使っていく言葉になるのです。

引き際に関しても場合によっては諦めが悪いという言い方ができるため、両者はそこまで意味の違いはないと評価できます。

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