ワシントンDCは「東海岸のコロンビア特別(行政)区(District of Columbia)にあるワシントン市で、アメリカ合衆国の首都」。
ワシントン州は「西海岸にあるカナダと国境を接している州」。
名前は似ていますが、ワシントンDCは街の名前であり、ワシントン州は州の名前です。
また、2つの地域は全く反対の位置にあります。
ワシントンDC
ワシントンDCはアメリカ合衆国の首都で、大統領のいるホワイトハウスもこの地区にあります。
メリーランド州とヴァージニア州の間を流れる、ポトマック川の北側にワシントンDCは位置しています。
ワシントンDCのDCとは、District of Columbiaの頭文字から付けられています。
また、ワシントンDCは実はどこの州にも属しておらず、連邦政府が直接管理している地域です。
ワシントン州
ワシントン州は西海岸に位置している州です。
南にはポートランド州があり、北はカナダと国境を接しています。
また、ワシントン州の代表的な都市にはシアトルがあります。
マイクロソフトやアマゾン、スターバックスなど世界的にも有名な多くの企業がシアトル本社を置いています。
さらに、ワシントン州には自然が多くあり、国立公園が多いのも特徴です。
ワシントンDCとワシントン州の規模の違い
ワシントンDCの人口は約60万人で、面積は約177km2です。
一方で、ワシントン州の人口は約740万人で、面積は184800 km~です。
ワシントン州の人口は2000年代に入ってから急激に増加しており、アメリカの州の人口ランキングでは13位となっています。
(2018年時点)
余談となりますが、1位はカリフォルニア州で、51位はワイオミング州です。
(2018年時点)
ワシントンDCは州ではないので、対象外です。
ワシントンDCとワシントン州の違いを総まとめ
ワシントンDCとワシントン州の違いについて、もう一度おさらいしてみましょう。
・ワシントンDC:東海岸に位置しているアメリカの首都で、連邦政府が直接管理している地区
・ワシントン州:西海岸に位置しており、カナダと国境を接している州
同じような名前ですが、それぞれの地域が位置している場所は正反対です。
そのため、位置の違いで覚えると分かりやすいのではないでしょうか。